今日からできる!ティーバッグでおいしい紅茶を淹れるコツ
ティーバッグはお湯に浸すだけでかんたんに紅茶が飲める便利なアイテムです。
ですが、実は正しい淹れ方をできているのはほんの一部の人だけかもしれません。
ティーバッグは正しい淹れ方をしないと紅茶の成分が十分に抽出されません。
せっかく紅茶を飲むなら、本来の味をしっかりと引き出したいですよね。
実は、ティーバッグは淹れ方をちょっと工夫するだけで格段においしくなります。
本記事では、紅茶好きの私がティーバッグのおいしさを十分に引き出す紅茶の淹れ方をご紹介していきます。
特別な道具は必要ないので、誰でも今日から取り入れられます。
今日の一杯は、いつもよりちょっとリッチな味わいにしてみませんか?
ティーバッグはイギリスでも人気が高い
リーフティーよりも手軽に飲めるティーバッグ。
簡易的な作りをしていることから、インスタントというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、ティーバッグの中身は歴とした茶葉であるため、淹れ方次第でリーフティーのようにおいしく淹れることもできるのです。
紅茶の本場であるイギリスでも、日常的に飲まれている紅茶の9割がティーバッグだと言われています。
手頃に試せるティーバッグは、紅茶初心者の方や忙しい朝に飲みたい方にもピッタリ。
ぜひおいしい淹れ方をマスターして、いつもの紅茶を格上げしてみませんか?
ティーバッグでおいしい紅茶を淹れる手順
それでは、ティーバッグでおいしい紅茶を淹れる方法をご紹介していきます。
特別な用具は必要ないので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
用意するもの
- お好みのティーバッグ:1つ
- 水:150ml
- ティーカップ:1つ
- ソーサーやマグカップの蓋:1つ
用意するものはこれだけです。
ティーカップをお持ちでない方はマグカップで代用できますよ。
蓋は茶葉をしっかり蒸らすために必須です。
マグカップ用の蓋やソーサーなど、カップに蓋ができるものを用意してください。
ティーバッグの淹れ方
それでは、早速淹れていきましょう。
ポイント
ポイントは蓋をしてしっかり蒸らすこと。
時間をかけてじっくり蒸らすことで、茶葉が開き紅茶液がしっかりと抽出されます。
これダメ!ティーバッグでやってはいけないこと
ここからは、ティーバッグを淹れるときにやってはいけないことを解説していきます。
- お湯の量を量らない
- ティーバッグを振る
- スプーンで押し出す
- 蒸らし時間を計らない
- ティーバッグの二度漬けをする
みなさん意外とやりがちではないでしょうか?
何気ないその行動が、紅茶のうまみを逃してしまっているかもしれませんよ。
①お湯の量を量らない
お湯は1杯につき150mlを目安に用意しましょう。
マグカップは250〜300mlほど入る商品が多くなっています。
目分量でお湯を注ぐと湯量が多くなってしまうおそれがあるので、注意が必要です。
②ティーバッグを振る
ティーバッグを沈めた後、ティーバッグを振っていませんか?
私はやりがちでした。
ティーバッグを振ると色が出るため紅茶の成分が抽出されているかのように見えますが、出ているのは色だけで味は十分に出ていません。
正しく蒸らせば、振らなくてもしっかり成分が出てきますよ。
③スプーンで押し出す
ティーバッグを引き上げる前にティースプーンで押しつぶすのも、エグ味や苦味の原因になってしまうためNGです。
ティーバッグを取り出す際は、ティーバッグの底を紅茶の表面に2秒ほどつけてから引き上げると紅茶が垂れにくくなります。
④蒸らし時間を計らない
ティーバッグには適切な蒸らし時間が表記してあります。
蒸らし時間は、指定通りに守りましょう。
短いと紅茶液が十分に抽出されず薄味になってしまいますし、長いと渋みが強く出てしまうおそれがあります。
⑤ティーバッグの二度漬けをする
ティーバッグに入っている茶葉は紅茶1杯分、およそ2gです。
まだ色が出るからといって、使用済みのティーバッグを二度漬けするのは控えましょう。
2杯目は紅茶の成分が十分に出ないため、紅茶本来の味を楽しめません。
ティーバッグは便利がゆえ、淹れ方も適当になりがちです。
ですが、淹れ方をちょっと工夫するだけで味が格段においしくなるので、みなさんも今日からぜひチャレンジしてみてくださいね。
参考:紅茶の大辞典
おわりに
ティーバッグでおいしい紅茶を淹れる方法のご紹介でした。
- お湯を沸かす
- 沸騰したお湯をカップに注ぐ
- ティーバッグをカップの縁から静かに沈める
- 蓋をして所定の時間蒸らす
- ティーバッグを軽く振ってから静かに引き上げる
お手軽なイメージのティーバッグ。
5ステップで誰でもおいしい紅茶が淹れられるので、みなさんもぜひ今日から取り入れてみてください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!