超初心者が初めてのTOEICで600点をとった勉強方法とスケジュール

先日、初めて受けたTOEIC L&Rテストで630点を取得しました。
超初心者からの勉強で右も左もわからなかったのですが、無事に最初の目標である600点を超えられて一安心しています。
本記事では、TOEICで600点超えを目指している方に向けて、私が行なった勉強方法とスケジュールをご紹介していきます。
使用したテキストやノートの中身の写真も交えながら詳しく解説していきますので、これから勉強を始める方や勉強中のみなさんの参考になれば幸いです。
TOEICについて
TOEICは、英語でのコミュニケーション能力を測る世界共通のテストです。
正式名称は「Test of English for International Communication」で、合否ではなく10点から990点まで5点刻みのスコアで英語力が評価されます。

TOEICには5つの種類があります。
- TOEIC Listening & Reading Test (L&R)
- TOEIC Speaking & Writing Tests (S&W)
- TOEIC Speaking Test
- TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
- TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests
最も有名なのはTOEIC L&Rで、一般的に「TOEIC」というと多くの場合こちらを指します。
試験形式は2つあります。
個人で申し込みをして受験する「公開テスト」と、学校や企業などが団体で主催し指定の場所やオンラインで受験する「IPテスト」です。
本記事では、今回私が受験したTOEIC L&Rテストの公開テストについてご紹介していきます。
| 正式名称 | TOEIC Listening & Reading Test |
| スコア | 10~990点(5点刻み) |
| 試験形式 | 会場検定 マークシート方式 |
| 問題数 | Listening:100問 Reading:100問 合計:200問 |
| 所要時間 | Listening:45分 Reading:75分 合計:120分 |
TOEIC L&Rテストの最大の難所は、試験時間の長さと問題数です。
120分で200問という膨大な数の問題を解くので、最後まで集中力を切らさない工夫が必要です。
TOEICで630点とった勉強方法とスケジュール
私は以前から漠然と「いつかTOEICを受けたい」と思っていたのですが、なかなか本腰を入れて勉強できずにいました。
私が本格的にTOEICの勉強を始めたは2025年10月。
この時点でいつ試験を受けるかは決めていなかったので、「600点を目指せるくらいの実力がついたら受けよう」と目標を立てて勉強をスタートしました。
| 勉強期間 | 約9ヶ月半 |
| 勉強時間 | 約580時間 |
| 点数 | 630点(L:360点、R:270点) |
結果的に、勉強開始から試験本番までかかった時間は約9ヶ月半でした。
平均すると月に60時間程度のペースで勉強しました。

はじめは月30時間程度からスタートし、徐々に増やしていきました。
勉強開始時の概算スコアは460点だったので、約170点アップできました。
「TOEICの点数を100点上げるのに必要な勉強時間は300時間」と言われることもありますが、私の経験から見ても大きく外れていないと思いました。
私の以下のスケジュールで勉強を進めました。
- 模試を解いて現在地を把握する(9ヶ月半前から定期的に)
- 模試を見直す(9ヶ月半前〜7ヶ月前から定期的に)
- でる1000で文法を鍛える(7ヶ月前〜2週間前)
- 苦手箇所の復習(2ヶ月半前〜1週間前)
- Forestを1周する(1ヶ月半前〜1ヶ月前)
- 全パート総合対策を2周する(1ヶ月前〜1週間前)
- 最終チェック(1週間前〜当日)
私は今後さらに英語力を高めていきたいと思っていたので、TOEIC専用対策と英語力強化のバランスを6:4程度で行いました。
そのため、「とにかく急いで600点がとりたい」という方にとっては効率が悪い部分もあるかもしれません。
ですが、英語の基礎をしっかり固めて確実に600点をとりたい方や、いずれ700点以上を目指していきたい方の参考になれば幸いです。



私も700点以上を目指して勉強継続中です!
使用したテキストは以下の7つです。


総合英語ForestはTOEICの勉強を始める前から持っていたものですが、それ以外はTOEICの勉強を機に購入しました。
本格的な勉強を始める前にやっていたこと
前述した通り、私は「いつかTOEICを受けたい」というフワフワした目標があったので、本格的な勉強を始める前にも細々と勉強していました。
使用したのは上記でご紹介したテキストのうち、以下の3つです。


私は高校英語の文法に不安要素があったので、本格的なTOEIC勉強に入る前に文法書を一周しました。



少し時間はかかりますが、文法の基礎を整えてからTOEIC対策に入ると理解が速くなります!
また、全パート総合対策
継続タスク
ここからは、本格的にTOEIC勉強を始めた2025年10月以降の勉強についてお話していきます。
まずは継続的に行なっていた毎日のタスクについてです。
まとまった勉強時間が確保できない日も、この2つだけはできるだけやるようにしていました。
どちらも10分程度でできるので、スキマ時間を活用しましょう。
単語帳(9ヶ月半前〜当日)
TOEICの勉強において最優先すべきなのは単語です。
単語がわからなければ文を読むことも音を聞いて理解することもできないので、真っ先にとりかかりましょう。
私はTOEIC単語帳の代表格である銀のフレーズ


はじめは銀フレからスタートし、見出し語がほぼ完璧に覚えられた試験4ヶ月半前のタイミングで金フレ(730点レベルまで)に移行しました。
単語学習で欠かせないのは、音声を聞くことと発音することです。
無料で音声を聞けるアプリAbceedを使い、音声に被せるようにして発音して演習しました。
私は1日100語+覚えられていない単語を周回しました。


単語はとにかく出会う回数が重要なので、時間をかけずに何度も回しましょう。
\ 超初心者さんは銀フレからがおすすめ!/
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オーバーラッピング(7ヶ月半前〜前日)
オーバーラッピングは、スクリプト(文章)を見ながら音声に合わせて発音する練習法です。
私は公式問題集のPart1、Part2、Part3を使いました。


内容を理解していない文章を読んでも意味がないので、模試の見直しが終わり単語や発音を理解した7ヶ月半前から行いました。
はじめはナレーターの音声の速度についていくのが大変だったため、私は0.8倍速から少しずつ速度を上げていきました。
大切なのは、同じ文章を繰り返し読むこと。
抑揚やアクセントを意識し、音を覚えるくらいまで何度も行いましょう。



オーバーラッピングを続けて4ヶ月ほど経った頃、リスニングが急に聞き取りやすくなりました!継続は力なりです!
\最新版の公式問題集はこちら!/
①模試を解いて現在地を把握する(9ヶ月半前から定期的に)
前置きが長くなりましたが、ここから勉強スケジュールをご紹介していきます。
まずは公式問題集
勉強の計画が立てやすくなるので、本格的な勉強をスタートする前に模試を解くことをおすすめします。
- 現在の実力がわかる
- 問題形式やボリューム感がわかる
- 苦手な箇所や対策方法がわかる
- 時間配分がわかる
模試はなるべく本番に近い形で解くことも大切です。
- 2時間続けて解く
- リスニングはスピーカーで流す
途中で休憩を挟まずにぶっ続けで解くことで、本番に必要な精神力や集中力を鍛えられます。
後半の疲労で集中力が切れる、などの傾向が掴めれば対策もしやすくなります。
リスニングの音声をスピーカーから聞くことも大事です。
イヤホンやヘッドホンだと音声がクリアに聞こえすぎてしまうので、本番に近い環境で解くことを意識しましょう。
マークシートはPDFを無料配布してくださっているTOEIC勉強法・学習法のさなパパ的まとめTOEICブログさんのものを印刷して使用しました。


私は1〜3ヶ月ごとに模試を通しで解いて概算スコアを測っていました。
答えを覚えてしまうと正確なスコアが出ないので、見直しする模試と見直ししない模試を分け、スコアを確かめたいときは見直ししない模試を使用しました。


見直しする前提で模試を解く場合は、①本番通りに解く ②リスニングはリピートあり&リーディングは時間無制限で解く の通りに2回解いてから見直しを行うのがおすすめです。


今の実力では解けない問題と本来は解ける問題がわかるので、復習に時間を割くべき問題が明確になります。
\傾向の把握には公式問題集が一番!/
②模試を見直す(9ヶ月半前〜7ヶ月前から定期的に)
模試を一通り解いたら、詳しく見直ししていきます。


公式問題集の別冊の解説に書き込みながら、正解の根拠や間違えた理由を探っていきます。
【リスニング】
- わからない単語をチェックしてマーカーを引く
- 聞き取れない音をチェックして音のつながりや崩れを理解する
- P3とP4の文構造を分析する
【リーディング】
- わからない単語をチェックしてマーカーを引く
- P5とP6の文構造を分析する
私はひとつの模試の見直しに30時間ほどかけました。
時間はかかりますが、ここでしっかり理解を深めることが大事です。



見直ししない模試は答案だけチェックし、解説は見ません。
③でる1000で文法を鍛える(7ヶ月前〜2週間前)
私はPart5の正答率が50%以下と壊滅的に低かったので、試験7ヶ月前頃からTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問


でる1000
間違えた問題はチェックボックスに斜線を引いて、間違えた回数を可視化しています。


でる1000は解説が簡素な場合があるので、わかりにくいときはForestを使ったりChatGPTを活用したりしました。
繰り返し解いていると、確実に解ける問題や毎回間違える問題が顕在化してきます。
確実に解ける問題にはマーカーを引いて今後は解かなくてよしとし、毎回間違える問題はノートにまとめて文構造や正解の根拠をしっかり理解しました。


私は通しで8回、間違えた問題のみを2回解き、本番ではPart5の正答率を77%まで上げることができました。



でる1000はレベルがやや高いので、概算スコアが550点以上になってから使うのがおすすめです!
\文法を鍛えたいなら!/
④苦手箇所の復習(2ヶ月半前〜1週間前)
試験が近づいてきた約2ヶ月半前から、苦手箇所に注力します。
- P5とP6をひたすら解く
- P7を精読する
- Forestで苦手項目を復習する
- 苦手な箇所をノートにまとめる
- 間違いノートを作って見直す
私はリーディングが苦手だったので、Part5、Part6、Part7の対策を中心に行いました。


公式問題集やでる1000で毎回間違える問題はノートにまとめ、空き時間に見直して少しずつ頭に入れていました。
また、この時期になって苦手を強く感じたのが前置詞と接続詞です。


単語は繰り返し触れることで頭に入るので、デジタル単語帳を作成したりイメージ図を書いたりしてスキマ時間に勉強できるように工夫しました。
⑤Forestを1周する(1ヶ月半前〜1ヶ月前)
苦手箇所の復習を通してもまだ文法に不安要素があったため、文法書Forestを1周しました。


理解できている部分はサクッと、苦手な部分はじっくり理解できるまで読み込んでいきます。
文法書はかなりボリュームがあるため1周するのはなかなか骨が折れますが、私は最後の追い込みの力になったと実感しています。
⑥全パート総合対策を2周する(1ヶ月前〜1週間前)
このタイミングで、本格的な勉強を始める前にやっていたはじめてのTOEIC L&Rテスト 全パート総合対策


全パート総合対策
直前に解き直すことで、本番に向けての安心材料になりました。
\パートごとのテクニックが満載!/
⑦最終チェック(1週間前〜当日)
試験1週間前からは、最終チェック期間に入ります。
直前に体調を崩すなどの事態も考えられるため、試験1週間前からは予備日として空けておくのがおすすめです。
この時期は新しい勉強をするのではなく、今までやってきた内容をしっかり定着させるための勉強がおすすめです。
以上が、英語初心者の私が初めてのTOEICで630点をとった勉強方法です。


さまざまな勉強を並行して行なっていたため長くなってしまいましたが、多角的な勉強をすることで英語を深く理解でき、それがスコアにもつながったと思います。
TOEIC600点は、基礎的な英語力があることを証明できるラインです。
ぜひ、はじめの目標として600点突破を目指しましょう!
おわりに
超初心者の私が初めてのTOEIC L&Rテストで630点をとった際の勉強方法とスケジュールをご紹介しました。
- 模試を解いて現在地を把握する(9ヶ月半前から定期的に)
- 模試を見直す(9ヶ月半前〜7ヶ月前から定期的に)
- でる1000で文法を鍛える(7ヶ月前〜2週間前)
- 苦手箇所の復習(2ヶ月半前〜1週間前)
- Forestを1周する(1ヶ月半前〜1ヶ月前)
- 全パート総合対策を2周する(1ヶ月前〜1週間前)
- 最終チェック(1週間前〜当日)
初めての受験でわからないことも多く、目標スコアに到達できるか不安でしたが、時間をかけてじっくり勉強してきたことが実になって安心しています。
私のような英語初心者でも、初めての受験で600点を超えることは可能です。
本記事が、受験を検討している方や勉強中の方の参考になれば幸いです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!








