勉強中に音楽はダメ?効果的な聴き方とおすすめの曲をご紹介!

勉強の気分が乗らないとき、音楽を聴きたくなることはありませんか?
しかし、音楽を聴きながら勉強するのは効率が悪くなってしまうのではないかと気にしている方もいらっしゃるはず。
勉強中に音楽を聴くことは一概に悪いとはいえません。
聴き方によっては勉強を手助けしてくれることもあるので、無音でひたすらがんばるよりも効果的かもしれません。
そこで本記事では、勉強中に音楽を聴くメリットとデメリット、効果的な聴き方とおすすめの音楽をご紹介していきます。
音楽をお供に、さらに勉強をがんばりましょう!

勉強中の音楽=NGではない
勉強中に音楽を聴いたら、歌詞を追ってしまったり気が逸れてしまったりした経験をお持ちの方も多いはず。
その経験から、勉強中の音楽=NGと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、聴き方や音楽のジャンルを工夫することで、音楽は勉強がよりはかどるブースターのような存在にもなってくれます。

まずは勉強中に音楽を聴くメリットとデメリットを見ていきましょう。
勉強中に音楽を聴くデメリット
勉強中に音楽を聴くことにマイナスイメージを持っている方は多いです。
実際のところ、勉強中に音楽を聴くことにはデメリットもあります。
- 歌詞やメロディを追ってしまう
- 歌詞が気になって暗記内容が頭に入ってこない
- 音楽ありの勉強に慣れると無音の環境で集中できなくなる
歌詞やメロディを追ってしまうという点は、経験者も多いはず。
私も学生の頃、同じ経験をしました。
しかし、聴き方や聴くジャンルを工夫することでメリットも得られます。
勉強中に音楽を聴くメリット
勉強中に音楽を聴くメリットも見ていきましょう。
- 気分よく勉強に取り組める
- リラックス効果がある
- 気分転換になる
- 周りの雑音を気にせず勉強できる
カナダのマギル大学の研究によると、好きな音楽を聴くと脳内で快感伝達物質のドーパミンが大量に分泌されることが明らかになっています。
ドーパミンは快感や多福感を得たり、意欲が増したりといった機能を持ちます。
ドーパミンの効果によって、勉強が楽しい気分で進められるのです。
さらに、音楽にはリラックス効果があります。
癒しの音楽を聴くことで脳波がα波に変わり、リラックス作用をもたらすとされています。
以上のような事案を鑑みても、勉強中の音楽は嬉しい効果をもたらしてくれるといえるでしょう。
正しい使い方をすることで、勉強効率がアップするかもしれませんよ。
参考
勉強に効果的な音楽の聴き方
勉強中に音楽を聴くことにはメリットもたくさんあるということがわかりました。

ですが、聴き方やジャンルを間違えると逆効果になってしまう場合もあります。
大切なのは聴き方と音楽ジャンルです。
ここからは、勉強に効果的な音楽の聴き方を2つのシチュエーションに分けて解説していきます。
- 気分を上げるためにお気に入りの曲を聴く
- 集中できるように心地よいBGMを聴く
シチュエーションに合わせて音楽を変えることで、より気分転換になり勉強効率がアップしますよ。
①気分を上げるためにお気に入りの曲を聴く
まずは勉強のモチベーションを上げるツールとして音楽を聴く方法です。

勉強を始める前や休憩中にお気に入りの曲を聴くと、気分が上がり勉強に向き合うのが楽しくなります。
- 好きな曲やテンションの上がる曲がおすすめ
- 「1曲終わったら勉強を始める」などと決める
- イヤホンやヘッドホンでじっくり聴く
- 大きめな音でもOK
- ポモドーロ勉強法にもおすすめ
気分を上げるために聴くので、お気に入りの曲などじっくり音楽の世界に没入できる楽曲がおすすめです。
おすすめ①勉強を始める前に聴く
勉強はやり始めるときがいちばんしんどいです。
みなさんも、勉強を始めるのが億劫だったもののやり始めたら意外と集中できたという経験があるのではないでしょうか?
勉強を始める前にお気に入りの音楽を聴くことで、最初のしんどさを乗り越えるきっかけを作ることができます。
おすすめなのは、1曲終わったら勉強を開始する方法です。
好きな曲を1曲じっくり聞いたら、気持ちを切り替えて勉強を始めましょう。
おわりがはっきりしているからこそ音楽に没頭でき、その後のやる気アップが期待できますよ。
おすすめ②休憩中に聴く
休憩中に音楽を聴くのもおすすめです。
自分が好きな音楽にはリラックスやストレス発散の効果があるので、勉強の息抜きになりますよ。
聴き方は基本的に始める前と同じです。
「○曲終わったら勉強を再開する」と決めてから聴くだけです。
休憩中は音楽に没頭し、頭を休めましょう。
また、25分勉強+5分休憩のサイクルで勉強を進める「ポモドーロ勉強法」に音楽を活用するのもおすすめです。
25分間は無音(または後述するBGM)でがんばり、5分間の休憩の間に好きな音楽を聴きます。
楽曲の多くは1曲5分弱程度なので、休憩時間に1曲聴くと簡易的にポモドーロ勉強法が実践できますよ。
②集中できるように心地よいBGMを聴く
つづいては、勉強中にBGMとして音楽を聴く方法を解説していきます。
「家だと勉強に集中できないけど、カフェだと集中できる」という方も多いですよね。
そんな方におすすめな方法が、カフェのような心地よいBGMを流しながら勉強することです。

You Tubeをはじめとする音楽・動画配信サービスでは、無料で聴けるBGMがたくさん用意されています。
こういったものを活用することで、自宅でカフェ気分を味わいながら勉強を進めることができます。
- メロディを追わない曲を聴く
- スピーカーでBGMとして流す
- 小さめの音量で流す
音楽はあくまでも、勉強に集中するための補助アイテム。
音楽に気がいってしまっては意味がないので、小さめの音量でBGMとして流すと効果的です。
ボサノバやジャズなどのカフェ風BGMのほか、ジブリの名曲アレンジやヒーリングミュージックなどもおすすめですよ。
勉強中におすすめなBGMをご紹介
おわりに、私が勉強中に聴いているおすすめBGMを6つ抜粋してご紹介します。
おすすめBGMについては以下の記事でジャンルごとにご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
カフェ風ボサノバ&ジャズ
まずはカフェで流れているような雰囲気の楽曲を集めたBGMからご紹介します。
静かすぎず、明るすぎず、ちょうどいいボリューム感で勉強BGMにぴったり。
カフェで勉強するのが好きな人におすすめです。
明るめボサノバ&ジャズ
明るめの曲調が好きな方におすすめなのが、こちらのBGMです。
明るいけどうるさくない、ちょうどいい心地よさで勉強がはかどります。
明るめボサノバ&ジャズ&ソウル
つづいては、軽やかなリズム感が欲しいときにおすすめなBGMです。
全体的に明るく、なおかつ軽快で思わずノリたくなるような曲ばかり。
テンションを上げたいときにおすすめです。
しっとりジャズ
逆に、静かめな曲で落ち着いた雰囲気の中で勉強したいときもあるでしょう。
そんなときにおすすめなのがこちらです。
夜ジャズという名前だけあって、夜に聴きたくなるような落ち着いた雰囲気のピアノジャズBGMです。
ギター+焚き火
夜勉強におすすめなのが、ゆったりとしたギターに焚き火の音が乗ったこちらのBGMです。
焚き火のパチパチと弾ける音で自然を感じ、リラックスしながら勉強に取り組めます。
静かめクラシック
クラシックも勉強中のBGMにおすすめです。
こちらは高級ホテルで流れているようなゆったりしたクラシックを集めたBGMで、優雅な気分を味わいながら勉強ができます。
有名すぎる曲はつい耳で追ってしまうという方にもおすすめです。
ご紹介した以外にも、勉強用のBGMはたくさんあります。
ぜひいろいろ試し聴きしてみて、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
勉強中に音楽を聴くことは、必ずしも悪いことではありません。
使い方次第では集中力を高める効果やリラックス効果も期待できるので、うまく活用するのがおすすめですよ。
おわりに
勉強中に音楽を聴く場合のメリットとデメリット、効果的な聴き方をご紹介しました。
- 勉強前や休憩中は好きな曲をじっくり聴いて気分転換する
- 勉強中は心地よいBGMを流してリラックス効果を得る
今まで音楽を聴きながらの勉強が捗らなかった方、ぜひこのやり方でもう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
音楽は使い方次第で勉強の効果をより高めてくれるツールに早変わりします。
特にBGMは自宅でカフェ気分を味わいたいという方にとてもおすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。
それでは、みなさんの勉強がさらにはかどりますように。
最後までご覧いただきありがとうございました!
