フリクションボールは別の色・太さに変えられる!中の色がわからない問題はどう対処する?
「擦ると消せるボールペン」として世界的大ヒットを収めるフリクションボール。
書き間違えてしまっても消して書き直すことができるので、手帳やノートに使っている方も多いですよね。
中でも多色ボールペンタイプは2〜4色を一本のペンで使うことができ、とても便利なアイテムです。
そこで今回は、フリクションボールを別の色・太さに変える簡単カスタマイズをご紹介していきます。
後半では「中身の色を変えるとどこにどの色が入っているのか分からなくなってしまう」という問題の解決法もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フリクションボールについて
フリクションボールは文具メーカーパイロットから発売されているボールペンです。
トップのラバーで擦ると筆跡が消えるという特殊な性質で世界的大ヒットを収めています。
今やボールペンのみならず、蛍光ペンのフリクションライト(蛍光ペン)、フリクションカラーズ(カラーサインペン)、フリクションスタンプなどさまざまなシリーズ商品が発売されています。
フリクションボールノック0.5 10色セット
フリクションボールの中身を変えてみよう
それでは早速フリクションボールのカスタマイズをしていきます。
フリクションボールは元々0.5mmのインクがセットされています。
2色:黒、赤
3色:黒、赤、青
4色:黒、赤、青、緑
ですが、これらは別の色・太さに変えることができます。
必要なもの
必要なのはお手持ちのフリクションボールと任意の替え芯です。
今回はフリクションボール4ウッド(ボルドー)を使ってご説明していきます。
やり方はフリクションボールやスリムシリーズ、メタルシリーズなども同様です。
※ビズシリーズは替え芯の種類が異なりますのでご注意ください。
替え芯は0.5mmと0.38mmどちらにも対応しています。
0.38mmはアプリコットオレンジやブルーブラック、ハニーイエローなど珍しいカラーもありますよ。
また、フリクションの替え芯は様々な種類があります。
替え芯を購入する場合は必ず、適合商品欄に「フリクションボール 多色」の記載があることを確認してくださいね。
芯を差し替える手順
それでは実際に替え芯を交換してカスタマイズしていきましょう。
まずはボールペンのグリップを時計回りに回して分解します。
分解できました。
インクが剥き出しになっているので、一本ずつ下に向かって引っ張って取り外します。
新しいインクを手に持ち、穴に向かって差し込みます。
しっかり奥まで差し込みましょう。
複数本取り替える場合はどこが何色なのか分からなくなりがちですので、一本ずつ抜き差しするのがおすすめです。
すべて差し替えたらグリップを反時計回りに回して締めます。
以上で差し替え作業は終了です!
ちなみに、替え芯の0.5mmと0.38mmは簡単に見分けることができます。
軸が黒いものが0.5mm、白いものが0.38mmです。
覚えておくとごちゃ混ぜに保管していても一目で判別できますよ。
中身を変えると色が分からなくなる問題の解決法
私は今回、このようにカスタマイズしました。
- ブラック0.5mm → ブラック0.38mm
- ブルー0.5mm → ブラウン0.38mm
- グリーン0.5mm → グリーン0.38mm
- レッド0.5mm → レッド0.38mm
すべて0.38mmにし、色はブルー→ブラウンのみ変更しました。
つまり、青いノックを下げるとブラウンのインクが出てくることになります。
こればかりはフリクションボールの仕様なので仕方ありません。
1色ならすぐに覚えられそうですが、2色3色と色を入れ替えた場合は混乱してしまいます。
そこで、中身と見た目のギャップを解消するためにおすすめな対策方法をご紹介していきます。
対策①元の色と大きく離れた色は使わない
これが最もわかりやすい方法です。
中に入れる色を元々入っていた色と近しいものにすれば、間違えて他の色を出してしまう、という事態を防ぐことができます。
- ブラック → ブルーブラック、ブラウン
- ブルー → ライトブルー、スカイブルー
- グリーン → フォレストグリーン、ライトグリーン
- レッド → ピンク、オレンジ、ワインレッド
色を選ぶときは、なるべく元の色を参考に近しい色を中心に選ぶとわかりやすいですよ。
対策②大きく離れた色は1色にする
ハニーイエローやパープルなど、元の4色とは似つかない色を使いたい場合もあると思います。
そんなときは、他の3色は元の色または元の色に近しい色にするのがおすすめです。
- ブラック → ブラック
- ブルー → ライトブルー
- グリーン → グリーン
- レッド → パープル
こちらの4色の組み合わせであれば、ブラック、ブルー、グリーンは迷わずに使えますよね。
他の3色をギャップが少ない色にすることで、余り(レッド)=パープルという覚え方ができます。
対策③マステに色名を書いて本体に貼る
こちらは家の外で使う方にはおすすめしない方法です。
ですが、これが最もわかりやすいです。
いっそのこと、本体に色名を書いてしまいましょう。
マスキングテープに書いて貼れば、中身を入れ替えたときもすぐに貼り直すことができますよ。
私は家でしか使わないフリクションボールはこのように色名を書いています。
使っているマステはダイソーで購入した太さ6mmのものです。
インクの色に近いマステを使うことで、文字を読まなくてもなんとなく色を判別できるようにしました。
見た目はダサいですが、識別性は抜群です。
対策④メモに書いておく
「色名は覚えられないけど本体には書きたくない」という方は、付箋やメモ用紙に色を書いておきましょう。
手帳やノートの表紙裏など見やすい位置に貼っておけば、色がわからなくなった際にすぐ確認できます。
ですがとても非効率的なので、どうしても①や②で解決できない場合の救済処置としてお使いくださいね。
おわりに
フリクションボールの中身を違う色・太さのインクに差し替える方法のご紹介でした。
- 0.5mmと0.38mmのインクは互換性あり
- 太さはインクの軸で判別できる
- 元の色と異なるインクに差し替える場合は工夫が必要
カスタマイズはとっても簡単にできるので、ぜひお好みの色・太さでフリクションをさらに使いやすく変身させてみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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