手帳にフリクションボール4ウッドを愛用している理由。デメリットがあっても愛おしい
みなさんは手帳用のペンに何を使っていますか?
私はパイロットから発売されているフリクションボール4ウッド(ボルドー)を使用しています。
フリクションボール4ウッドは、「擦ると消えるペン」で有名なフリクションボールシリーズの上位モデルです。
カバ材を使用した高級感溢れるオシャレなデザインが特徴的で、日常使いはもちろんビジネスシーンにも馴染みます。
今回はフリクションボール4ウッドを2年間愛用している私が、その魅力を深掘りしていきたいと思います。
フリクションボールとの違いやデメリットなども含めてご紹介していきますので、購入を迷っている方や手帳用のペンを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
フリクションボール4ウッドについて
擦ると筆跡が消えるという特殊な性質を持ったボールペン:フリクション。
世界的大ヒットを収めた「フリクション」は今やボールペンのみならず、蛍光ペンのフリクションライト(蛍光ペン)、フリクションカラーズ(カラーサインペン)、フリクションスタンプなどさまざまなシリーズ商品が発売されています。
中でも今回ご紹介するフリクションボール4ウッドは、他にはない洗練されたデザインの多色ボールペンです。
色 | 4色(黒、赤、青、緑) |
カラー展開 | 5色(ブラック、ブラウン、ダークグリーン、ボルドー、コーラルピンク) |
最大径 | 13.8mm |
全長 | 145mm |
重さ | 26.7g |
言わずと知れた大人気ボールペンフリクションボールの上位モデルとして、2020年秋に発売されました。
定価は3,300円(税抜3,000円)です。
グリップ部分にはインテリアなどにも使われるカバ材、クリップ等のパーツには金属が使われており、高級感溢れるデザインが特徴的です。
手帳のペンに選んだ理由
私は2020年秋のフリクションボール4ウッド発売以降、ずっと手帳用のペンとして使い続けています。
ここからは、手帳用のペンにフリクションボール4ウッドを選んだ理由をご紹介していきます。
- フリクションボールが好き
- デザインに一目惚れした
- どんなシーンでも使いやすい
- 握り心地がいい
- 耐久性がある
購入を検討中のみなさんの参考になれば幸いです。
フリクションボールが好き
私はフリクションボール4ウッドの大本であるフリクションボールが大好きです。
フリクションが日本で発売されたのは2007年。
私は当時まだ子供でしたが、なんて画期的なアイテムなんだろう!と歓喜した記憶が残っています。
中でも多色タイプは手帳やノートの色分けに重宝してきました。
フリクションの一番の魅力は、トップのラバーで擦れば文字を消せること。
ボールペンが好きだけど書き間違いが多い私にとって、フリクションの登場はまさに革命でした。
また、替え芯に対応しているのも嬉しいです。
私はこれまでに数え切れないほどリピートしています。
フリクションボール4ウッドを選ぶ以前に、そもそもフリクションボールが大好きだった。
これも、私がフリクションボール4ウッドを選んだ理由のひとつです。
デザインに一目惚れした
フリクションボール4ウッドは木材や金属を用いた高級感が漂うデザインです。
フリクションボール4 ウッド
私は店頭で実際に見たとき、このおしゃれな見た目に一目惚れをしました。
過去に発売されていたフリクションは事務用品らしい見た目のものが多く、おしゃれさに特化したシリーズはありませんでした。
ウッドシリーズはそんな中で登場した見た目のデザインを重視したライン。
一目で気に入りました。
ボディのカラー展開は5種類ありましたが、私はボルドーを選びました。
ボディは程よい光沢のあるセミマットな質感で、グリップの木目もレッドが入っていてとてもオシャレ!
クリップなどの金属部分がゴールドなのも、高級感があって気に入りました。
どんなシーンでも使いやすい
ご紹介したとおり、高級感が漂うフリクションボール4ウッド。
日常使いからビジネスまで、TPOを問わずに使える点も決め手になりました。
私はスケジュールだけでなくタスクやメモなどを手帳で管理しているため、出先で手帳を開く機会も多いです。
ビジネスシーンはもちろん、ホテルやラウンジなどちょっと高級な場所でも浮くことなく使えるのが嬉しいです。
握り心地がいい
機能面でも気に入っているポイントがあります。
グリップ部分です。
一般的なフリクションボールはグリップ部分がゴムでできています。
これはこれでいいのですが、見た目がちょっとダサい…。
一方でウッドシリーズはカバ材で作らており、固くてさらっとした触り心地です。
このさらさら感がとても気に入りました。
持ち方によって見える木目が異なるのも、味わい深さを感じます。
自然素材ならではの魅力と言えますね。
耐久性がある
フリクションボールの弱点として、耐久性が弱いという点が挙げられます。
ペン自体は問題なく使えるのですが、1年ほど使うとボディの塗装が剥げてくるのです。
こちらは2年ほど使ったフリクションボール4です。
ボディ上部が特にひどく、こんな模様だったっけ?状態です。
一方でこちらも同じく2年ほど使用していますが、目立った塗装の剥がれはありません。
よく見ると端などは少し剥げているところもありますが、ぱっと見ではわかりません。
フリクションで最もネックだったのがボディの劣化の早さだったので、この点がクリアになっただけでとても使いやすくなりました。
フリクションボール4ウッドのデメリット
さて、ここまでフリクションボール4ウッドの魅力をお伝えしてきましたが、実は実際に使ってみて「ここはちょっと…」と感じた部分もあります。
- 重量感がある
- クリップがバインダークリップでない
- 最大径が太い
ここからは、私が2年使って感じたフリクションボール4ウッドのちょっと残念なポイントについてもご紹介していきます。
対処法もあわせてご紹介していきますよ。
重量感がある
フリクションは金属を使っているため、ずっしりと重量感があります。
単色ボールペンなどの軽いペンを使っていた方は、慣れるまで重く感じるかもしれません。
私は元々重めのペンが好きだったのでさほどデメリットは感じませんでしたが、長時間書き続けていると手が疲れてきます。
私は対処法として、勉強などたくさん書く際はフリクションボール4を使うようにしています。
あくまでも手帳で使う分には、疲れを感じたことはありません。
クリップがバインダークリップでない
私のフリクションのお気に入りポイントのひとつに、バインダークリップというものがあります。
バインダークリップはクリップ部分が大きく開く仕様のこと。
紙やファイルなどに挟んでおくことができてとても便利です。
ですが、フリクションボール4ウッドはバインダークリップではありません。
こちらのクリップで困ったのは、厚みがあるペンホルダーを使おうとしたときです。
システム手帳などで散見される革製のペンホルダー。
ここにフリクションボール4ウッドを挟もうとすると、クリップ部分が食い込んでスムーズに出し入れできないのです。
出し入れの度につっかえる感覚があるので、繰り返すと革を傷めてしまう恐れもあります…。
ちなみに夫はこれを繰り返していたらクリップ部分が割れました。
みなさんもクリップの扱いには十分注意してくださいね。
私は対処法として、別売りのペンホルダーを使っています。
これで革を傷める心配はありません。
しかし、一体なぜ本体ではなくクリップ部分を引っ掛けているのかというと…。
次の項目でお伝えします。
最大径が太い
私がペンホルダーにクリップを引っ掛ける形で使っているのは、単にフリクションボール4ウッドが太すぎてペンホルダーに入らないためです。
フリクションボール4ウッドの最大径は14.2mm。
これは多色ボールペンの中でも太めの部類に入ります。
※フリクションボール4の最大径は13.8mmです。
ペンホルダーは13mmや14mmなどの太さまでしか対応していないものも多く、最大径が大きいウッドシリーズは入らない可能性があります。
お手持ちの手帳のペンホルダーに入らない場合は、別売りのペンホルダーを購入するか、私のようにクリップ部分を引っ掛けて使うのがおすすめです。
手帳の色分けについて
最後に、私が手帳でどのように色分けしてるかを簡単にご紹介しておきます。
私はブルーをブラウンに差し替え、ブラック、ブラウン、グリーン、レッドの4色を使っています。
- ブラック:基本色
- ブラウン:プライベート
- グリーン:副業関係
- レッド:重要
ブラックをベースに、プライベートや楽しみな予定はブラウン、副業関連はグリーンを使っています。
レッドは重要な予定やタスクなどを目立たせるために使うので、使用頻度はあまり高くありません。
フリクションボールは元々入っている色と違う色を入れることも可能です。
ぜひ手帳のお供に、お気に入りの色を持ち歩いてみてくださいね。
おわりに
私が手帳にフリクションボール4ウッドを使っている理由のご紹介でした。
- オシャレで洗練されたデザイン
- TPOを問わずに使える
- 握り心地がいい
- 耐久性がある
私が特に気に入っているのは、やはりデザインです。
私にとってフリクションボール4ウッドは、持っているだけでテンションが上がるようなアイテムです。
みなさんもフリクションボール4ウッドで、ちょっとリッチでスタイリッシュな手帳ライフを実現してみませんか?