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【正直レビュー】XBA-N3の使用感や音質を誰よりも熱く解説!

XBA-N3徹底レビュー

ここ数年で無線イヤホンが主流になり、街中で有線イヤホンをしている人を見かけることはめっきり減りました。

そんな中で有線のイヤホンを選ぶことは、一見時代を逆行しているようにも感じます。

  

ですが、私はこの時代でもあえて有線イヤホンを使っています。

音楽好きの方の中には、音質などの理由で有線イヤホンを好んで使っている方もいらっしゃいますよね。

    

そこで今回は、私が2年ほど愛用しているSONYの有線イヤホン「XBA-N3」についてご紹介していきたいと思います。

XBA-N3への愛が溢れて長文になってしまったのですが、音の特性や機能性、さらにはデメリットまで正直に詳しくレビューしています。

購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

もくじ

XBA-N3について

XBA-N3はSONYから販売されている有線イヤホンです。

発売は2016年10月ですが、高い音質と機能性からロングセラーをおさめている人気商品です。

XBA-N3
型式密閉ハイブリッド
ドライバーユニットハイブリッド
再生周波数帯域3Hz – 40,000Hz
インピーダンス16Ω

SONY独自のHDハイブリッドドライバーシステムを採用し、原音の音色をそのままに、広がりを感じる音場と輪郭のある音を両立しました。

私がXBA-N3を選んだ理由

私はイヤホンを買うとき、必ず試聴してから選びます。

XBA-N3の購入に際しても、東京・秋葉原のe☆イヤホンで数十個のイヤホンを試聴した上で決めました。

ちなみに私が聴くのはロック・ポップス(洋楽/邦楽)が中心で、他にはディズニーやジャズを聴きます。

私は普段ウォークマン(NW-A16)で音楽を聴くことが多いので、ウォークマンで音楽を流して試聴。

予算は3万円ほどの予定でしたが中々理想のイヤホンが見つからず…。

試しにワンランク上のXBA-N3を試聴してみたところ、ドンピシャな音だったのでほぼ即決で決めました!

コレが決め手!
  • 低音〜高音のバランスがいい
  • 広がりを感じる音場
  • 音の輪郭を楽しめる
  • リバーブの広がりが気持ちいい
  • 今まで聴こえなかった音が聴こえた

特に衝撃的だったのが、今まで聴こえなかった音が聴こえたことでした。

XBA-N3は音の輪郭がはっきりしているので、今まで他の音に埋もれていたであろう小さな音が聞こえたのです。

そして言葉では表現しがたい立体的な広がりを感じる音場にごりのないリバーブの余韻も私の理想にピッタリでした。

       

ちなみに、最終的な決め手になったのはRachel Plattenの「Superman」。

透明感のある高音とリバーブの広がり、圧倒的な音場の広さに鳥肌が止まりませんでした。

今でも私的XBA-N3との相性ナンバーワンの曲です!

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XBA-N3の音の特性について

さて、XBA-N3の音についてもう少し詳しくご紹介していきます。

私の推しポイント
  • 低音〜高音のバランスがいい
  • 広がりを感じる音場
  • 音の輪郭を楽しめる
  • クリアで透明感のある高音
  • 輪郭のはっきりした低音

ひとつずつ解説していきます!

低音〜高音のバランスがいい

音響の仕事をしている私にとって、イヤホンの音のバランスは何よりも重要です。

ずっと同じイヤホンを使っていると音の基準=イヤホンの音になってしまうため、イヤホンはなるべく低音〜高音のバランスが整ったものを選びます

      

XBA-N3はどこかの帯域が突出することなく、全体のバランスが整っています

低音がモコモコすることもありませんし、高音がキンキンすることもありません。

バランスがいいので、ジャンルを問わずに使えるのも嬉しいです。

広がりを感じる音場

音場とは、音が鳴っている空間の広さのことです。

音の広がり具合や空間性によって「広い」「狭い」と表現します。

      

音場は基本的にイヤホン < ヘッドホン < スピーカーと広くなっているのですが、XBA-N3はこの価格帯のイヤホンでは群を抜いた音場の広がりを感じられます。

頭の中で音が鳴っているのではなく、自分が音の中に包まれているような感覚になります

それでいてボーカルはしっかり頭のど真ん中で聴こえるので、臨場感を味わえます。

    

特にリバーブ感のある楽曲は相性がよく、音の響きがとても綺麗です。

この臨場感をぜひ体験してもらいたいです!

音の輪郭を楽しめる

XBA-N3一つひとつの音の輪郭がはっきりと際立ち、音がクリアに聴こえます

歌詞が聞き取りやすく、今まで聴こえなかった小さな音も聴こえるようになりました。

     

私は楽器ごとにメロディを追うことも多いのですが、XBA-N3に変えてから圧倒的にわかりやすくなりました。

クリアで透明感のある高音

XBA-N3高音の伸びがとても綺麗です。

特にビブラートやリバーブは透明感があり、空気や息遣いがスーッと染み渡ります。

特に音数の少ないバラードや、クラシックなど楽器の素材感を活かした繊細な楽曲と相性がいいです。

WAV音源やハイレゾ音源がおすすめです!

輪郭のはっきりした低音

低音も気に入っているポイントのひとつです。

XBA-N3低音のアタックが強く、迫力を感じます

ですが低音が強いわけではないので、他の音域が埋もれることはありません

    

バスドラムがズンズンと身体に響く感覚がなんとも気持ちいい!

小さなイヤーピースにも関わらず、スピーカーの下で聴いているような臨場感を体験できますよ。

XBA-N3のココがすごい!

XBA-N3の音の特性はお分かりいただけたかと思います。

ですが、XBA-N3の魅力は高い音質だけではありません

ここからは、音以外のお気に入りポイントをご紹介していきます。

音以外にもココがすごい!
  • 高級感のあるデザイン
  • 耐久性がある
  • 長時間身につけても耳が痛くならない
  • 音漏れしにくい
  • リケーブルが可能

ご覧のとおり、XBA-N3は機能面も充実しています。

XBA-N3が多くの人に愛され続けているのは、こういった所以もあるかもしれませんね。

高級感のあるデザイン

XBA-N3は本体が黒、ノズルや型番がゴールド、ケーブルが茶色です。

XBA-N3

この高級感のあるデザインは、数千円のイヤホンでは実現できません。

XBA-N3

ケーブルは中の芯がうっすら透けて見えるデザインで、一見模様がついているかのように見えるのもお気に入りポイントのひとつです。

   

付属のケースもマット素材で高級感があります。

XBA-N3付属のケース

デザインがいいと、思わず持ち運びたくなりますね。

耐久性がある

XBA-N3を使い始めて2年以上経ちましたが、劣化を感じるポイントは一切ありません

購入当初は「使っているうちに剥げてしまいそう」と心配していた型番の箔押しも、一切剥げることなく残っています。

XBA-N3の箔押しは使っても消えない

見た目は購入当初から何も変わってないのでは?と感じてしまうほど綺麗です。

     

また、ケーブルは表面に細かい溝があるセレーションケーブルを採用しているため絡みにくくなっています

その甲斐あってか、今のところ断線や接続不良の予兆も一切なくストレスフリーで使えています!

長時間身につけても耳が痛くならない

XBA-N3はトリプルコンフォートイヤーピースというシリコンゴムとシリコンフォーム素材を組み合わせた独自のイヤーピースを採用しています。

トリプルコンフォートイヤーピース

ぷにぷにで柔らかく、つけ心地は抜群!

長時間装着していても疲れや痛みを感じることもありません

今までは3時間ほどで痛くなってしまっていたので、ストレスから解放されて最高です!

      

ちなみに、トリプルコンフォートイヤーピースは丸洗いが可能です。

衛生面を気にせず使えるのは嬉しいですね。

音漏れしにくい

トリプルコンフォートイヤーピースはその柔らかさにより、高い遮音性を実現してくれます。

外の音が聴こえなくなるだけでなく、音漏れもしにくいです。

大きめな音量で再生していても、耳のそばまで寄らないと音漏れに気づきません。

電車やカフェなど公共の場で使う人にもおすすめです!

リケーブルが可能

XBA-N3はケーブルが着脱式になっており、リケーブルが可能です。

※SONYのMUC-Mシリーズに対応。

ケーブルを変えるとまた違った音になるので、気分で使い分けたり、さらなる高音質を実現できたり、楽しみが広がります。

    

万が一ケーブルが断線してしまってもリケーブルして引き続き使えるのが嬉しいですね。

私もいつかリケーブルしてみたいです!

XBA-N3のちょっと残念なところ

ここまでXBA-N3の魅力を熱く語ってきましたが、ぶっちゃけ気になるのはデメリットだと思います。

私にとってほぼ完璧なイヤホンなのですが、強いていうなら以下の2つが挙げられます。

ちょっと残念なところ
  • 歯擦音が少しだけ気になる
  • 低音ゴリゴリの曲はうるさく感じるかも

どちらも「残念」というほどではないのですが、ご説明していきます。

歯擦音が少しだけ気になる

歯擦音(しさつおん)はおもにサ行を発音する際に生じる独特のノイズ音のこと

3〜8kHzくらいで生じることが多く、この音程間でサ行の歌詞があると歯擦音が生じる場合があります。

     

XBA-N3は曲によって、多少歯擦音が気になります。

「痛い」とまではいきませんが、気になる曲は気になる、という感じです。

Taylor SwiftやThe Corrsは曲によって少し耳につくフレーズがありました。

どうしても気になるときは、イコライザーで6.3kHzを下げて聴いています。

低音ゴリゴリの曲はうるさく感じるかも

XBA-N3は低音のアタック感があります。

低音のアタックが強い楽曲は、人によって少しうるさく感じるかもしれません。

    

といっても、「強いていうなら」レベル。

ZEDDやNickelback、ギルガメッシュなど低音が強めなアーティストの楽曲も聴きましたが、「おお、低音がズンズンくる!」と思う程度で、「うるさい」とは感じませんでした。

私はむしろこういった楽曲は低音のアタックが効いているほうが気持ちよく感じます。

     

ただ、特性として低音のアタック感が強いのは事実なので、人によっては慣れるまで「低音が強い」と感じるかもしれません。

XBA-N3

耳の特性は人によって異なります。

「少し違うかも…」と感じる場合は、リケーブルをして自分好みの音質に近づけるのもおすすめです!

結論。XBA-N3は私史上最高の相棒!

安い買い物ではないので、購入する際は迷いもありました。

しかし今となっては、XBA-N3は私にとってなくてはならない、大切な相棒のような存在です。

    

2年以上使ってみても後悔は一切ありませんし、今でも音楽の楽しさや素晴らしさを教えてくれたり、新鮮さを味わせてくれたりします。

XBA-N3

新しい音楽を聴いたり、昔聴いていた懐かしい曲を聴いたり、リケーブルしたり、これからも新たな発見がたくさんあると思うとワクワクします

     

イヤホンは使い込んでこそよさがわかるもの。

みなさんもXBA-N3で臨場感溢れるイヤホンの世界を体験してみませんか?

おわりに

SONYのイヤホンXBA-N3のご紹介でした。

XBA-N3の特徴
  • 低音〜高音のバランスがいい
  • 広がりを感じる音場
  • 音の輪郭を楽しめる
  • 高級感のあるデザイン
  • 耐久性がある
  • 長時間身につけても耳が痛くならない
  • 音漏れしにくい
  • リケーブルが可能

音も音以外も魅力たっぷりのXBA-N3

特に音の広がりと輪郭を両立したサウンドは、一度体験したら虜になること間違いなし!

みなさんもXBA-N3でちょっとリッチな音楽体験をしてみませんか?

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もくじ