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楽に生きよう!HSPとうまく付き合って快適に生きるコツ7選

HSPが生きやすくなるコツ7選

生まれつき五感が敏感で、感受性が高い気質である「HSP」。

近年は関連書籍が多く発売されるなど、その認知度も上がってきましたね。

   

しかし、自分がHSPであると自覚したものの上手な付き合い方がわからずに困っているという方も多いのではないでしょうか。

周囲の人に話しても「気のせいじゃないの?」「誰でも当てはまるんでしょ?」と冷たい言葉をかけられてしまうと、より落ち込んでしまいますよね。

   

実は、HSPは悪いことばかりではありません。

HSPの特徴をしっかり理解した上で上手に付き合えるようになると、ぐんと生きやすくなりますよ。

   

私自身HSPですが、学生時代から試行錯誤した結果自分の気質とうまく付き合えるようになり、ストレスがかなり減りました。

そこで本記事では、私が取り組んできて効果があると思った対処法や考え方をまとめてご紹介していきます。

   

HSPと上手に付き合っていきたいと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

\ 繊細さんの生き方がわかる! /

もくじ

HSPとは

HSP(Highly Sensitive Person)は感受性が高く敏感な気質のことで、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱しました。

5人に1人に当てはまるとも言われており、近年は認知度も上がりつつあります。

「繊細さん」「敏感すぎる人」などの呼び方も定着してきましたね。

HSPの特徴(一例)
  • 他人の気分に左右される
  • カフェインに敏感に反応する
  • 明るい光や強い匂いなどに圧倒されやすい
  • 美術や音楽に深く心動かされる
  • すぐにびっくりする など

こちらはアーロン博士によるHSPの自己テストの一部です。

自分がHSPかどうか気になる方は、「気づきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本でチェックできますよ。

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HSPは悪いことばかりじゃない

「すぐに傷ついて落ち込む」「考え過ぎる」などマイナスイメージのあるHSPですが、実は悪いことばかりではありません

HSPのいいところ
  • 人の痛みがわかる
  • 嬉しいことは人一倍嬉しく感じる
  • 芸術や美術を深く味わえる
  • 気を遣える
  • 他人の変化にすぐ気づく

繊細さんは相手の気持ちを理解し、寄り添うことが得意です。

悩み相談を受ければ親身に話を聞くことができますし、仕事では細かい部分まで気配りができます。

   

しかし、他人や仕事を優先しすぎて自分のことを後回ししてしまったり、情報過多で疲れやすかったりするデメリットもあります。

    

「人の話を聞くのは好きだけど、疲れてしまう」

「仕事をがんばりたいけど、体力が追いつかない」

といったジレンマを感じている方も多いかもしれませんね。

HSPとうまく付き合うコツ

HSPの気質を理解し上手に付き合えれば、確実にストレスを減らすことができます。

HSPとうまく付き合うには
  • 気質を理解する
  • 苦手なものと距離を置く
  • 好きなことに向き合う時間を大切にする

HSPは何事においても、好き嫌いがはっきりしている人が多いです。

好きなものはとことん好きだし、苦手なものはどうやっても受け付けられない、それが繊細さんです。

   

HSPとうまく付き合っていくためには、苦手なものとは適度な距離を保つと同時に、「好き」という気持ちを大事にしてあげることが大切です。

まずは苦手なもの=マイナスの面と好きなもの=プラスの面の2面を理解しておきましょう。

   

苦手なものや好きなものがはっきりしていない方は、一度紙に書き出してみると自分の得意不得意が見えてきますよ。

HSPの私が気をつけていること

それでは、ここから私がHSPとうまく付き合うために心がけていることをご紹介していきます。

HSPとうまく付き合うコツ
  • スケジュールやタスクは余裕を持って組む
  • 感情が揺さぶられるものは見ない
  • 苦手なものや人と距離を置く
  • 理解できないことがあると頭に置く
  • 「察してほしい」という考えを捨てる
  • 「気にしない」と暗示をかける
  • いいことに目を向ける

いずれも私が実践してみて、効果があると感じたものです。

長年の習慣や考え方を変えることはなかなか難しいですが、意識を変えるだけでも少し楽になれると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①スケジュールやタスクは余裕を持って組む

繊細さんは細かいところまで気が回るため、細やかなスケジューリングが得意な人が多いです。

ですが、それゆえにスケジュールを詰め込みすぎてしまう場合があります。

    

スケジュールやタスクは余裕を持って組むように意識しましょう。

予定と予定の間は少し間を空けたり、予備日を設けたりしておけば突然のトラブルにも慌てることなく対応できます。

   

私はスケジュールもタスクも紙の手帳で管理しています。

頭の中でごちゃごちゃしていることを紙に書き出すと思考が整理できるので、私は長年紙の手帳を愛用しています。

    

紙の手帳は自分自身の時間の使い方や能力の限界などを知るキッカケにもなります。

達成できたことや継続できたことをぱっと見で振り返ることができるので、自己肯定感のアップにも効果的です。

②感情が揺さぶられるものは見ない

HSP最大の特徴ともいえる、感情が引っ張られやすいという気質。

ショッキングな映画のシーンや悲しいニュースなど、まるで自分が体験しているかのように感じて悲しくなったり涙が出たりする方も多いでしょう。

   

そのときだけでなく、数時間後までマイナスな余韻を引きずってしまうこともしばしば。

いつまでも暗い気持ちでいるのはしんどいので、感情が揺さぶられるようなものはなるべく見ないようにするのがおすすめです。

どうしても見たいときはあらすじを調べたり、人に感想を聞いたりして「大丈夫そう」という確信が持ててから見ましょう。

映画であれば映画館でなく家で見れば、迫力が半減して感情の揺さぶりも多少抑えられます。

   

私は映像で見ると脳裏に焼き付いてしまうので、ニュースはテレビではなくネット記事で読むようにしています。

ニュースを知ることは大事ですが、苦しい思いをしてまで無理に知る必要はありません

③苦手なものや人と距離を置く

繊細さんは感情が揺さぶられやすいため、イライラしている人や無神経な人が苦手です。

このように自分が「苦手」と感じる相手とは、距離をとりましょう

機嫌が悪い人がいたらそっと離れたり、愚痴ばかり言う人がいたらさり気なく話題を変えたり。

    

このとき、相手の機嫌をとろうとするのではなく、自分をケアしてあげることが大切です。

たとえばお気に入りの香りを嗅いだり、好きなドリンクを飲んだり、自分を軸に考えてみてください。

    

仕事上の付き合いなど物理的に距離をとることが難しい場合は、相手と自分の間にアクリル板を下ろすイメージをしてみましょう。

「相手が何を言っても私の心には入ってきません!」というイメージを持つだけで、少し楽になりますよ。

④理解できないことがあると頭に置く

さまざまな人と会話していると、中には「なんでこんなひどいことができるの?」「なんでそんな考え方ができるの?」と思う人もいるでしょう。

    

納得できない考え方の人に出会うと「なんで?」と疑問に思ってしまいがちです。

ですが、理解できない場合は無理に理解しようとする必要はありません

「自分はこう思うけど、この人は違う考えなんだ」と受け止めるだけでいいのです。

   

繊細さんが無神経な人や大雑把な人の心を理解できないように、誰しも理解できないことがあります

すべて理解しようとせず、「こういう考えもあるのね」とライトに受け止められるようになると、なんでなんでと頭の中をぐるぐる巡る感覚がなくなります。

   

はじめは難しいかもしれませんが、意識をちょっと変えるだけでもだいぶ楽になりますよ。

⑤「察してほしい」という考えを捨てる

繊細さんはさまざまなことに気がつきます。

相手の様子や周囲の状況を細かく感じ取りって未来を予測するため、何事も周りの人より早く気づくことが多いです。

   

自分がいろいろなことに気を配っていると周りの人にも気を配ってほしいと思ってしまいがちですが、これはNG。

どんなに「察してほしい」と思っていても、周囲の人は気がつきません。

頼みごとや困りごとは察してくれるのを待つのではなく、具体的にお願いしましょう

「これを手伝ってほしい」「こんなことで困ってる」と具体的に伝えてお願いすることで自分の悩みがストレートに伝わりますし、サポートも得られやすくなります

   

HSPにとって「察する」ことは当たり前の感覚のため、つい相手にも求めてしまいがちですが、実は繊細さんに授けられた能力のひとつなのです。

⑥「気にしない」と暗示をかける

背が高い人が身長を縮められないように、繊細な人が鈍感になることはできません。

繊細さんが刺激をスルーすることはできませんし、気がつかないでいることもできません。

   

ですが、「気にしない」と自分自身に言い聞かせるだけで少し気が楽になります。

たとえば、自分の発言で相手を傷つけてしまったかなと後から反省したり落ち込んだりすることがあると思います。

そんなときに、「大丈夫、相手は思うほど気にしてない!」と自分に言い聞かせるのです。

   

これは私自身HSPを自覚してから取り入れていることですが、ひとり反省会をすることが減りかなり楽になりました。

気にしないことはできませんが、気にしないと言い聞かせるだけでも少し肩の荷が下りますよ。

⑦いいことに目を向ける

いいことは深く味わい、悲しいことにはとことん落ち込んでしまうHSP。

せっかくなら、いいことに目を向けてなるべく前向きに過ごしたいですよね。

   

悲しいことばかり目について落ち込んでしまうという方は、「楽しい」「嬉しい」と感じることに意識を向けてみてください。

私が特におすすめしたいのは、寝る前にその日あったいいことと向き合う時間を作ることです。

   

私は毎日寝る前にスリー・グッド・シングスを書いています。

スリー・グッド・シングスは寝る前にその日あったいいことを3つ書く日記のことで、ストレス解消に効果があるとされています。

   

寝る前にいいことに目を向けることで幸せな気持ちのまま眠りにつけますし、どんな1日でもいいことを探すクセがつくため小さな幸せに気づきやすくなります

   

私のおすすめはノートに書き出すことですが、頭の中で思い浮かべるだけでも効果を期待できるので、ぜひ今日から取り入れてみては?

おわりに

HSP気質の人が楽に生きていくための過ごし方のコツをご紹介しました。

HSPとうまく付き合うコツ
  • スケジュールやタスクは余裕を持って組む
  • 感情が揺さぶられるものは見ない
  • 苦手なものや人と距離を置く
  • 理解できないことがあると頭に置く
  • 「察してほしい」という考えを捨てる
  • 「気にしない」と暗示をかける
  • いいことに目を向ける

長年の習慣や考え方を変えるのは難しいですが、意識するだけでも少しずつ負担が減っていくはずです。

繊細がゆえに生きづらさを感じている方は、本記事を参考に自分をケアしてあげてみてくださいね。

     

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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もくじ